
採用リソース不足をHRBIZが解決!
フリーランス人事を活用した事業成長戦略(株式会社HRBrain)
フリーランス人事との業務共創に成功する企業にお話を伺う対談インタビュー。
今回ご紹介するのは、株式会社HRBrain様の事例です。
HRテック領域で急成長し、限られたリソースの中で採用活動の強化を求められていた株式会社HRBrain様。
そんな同社がフリーランス人事を登用した背景やその後の効果について、人事部採用マネージャーの石井様にお話を伺いました。
導入前

課題
- 事業拡大を目指して採用活動の強化が急務だったが、人事部のリソースが不足していた。
- 採用人数の増加とスピード感の両方を求められていた。
- 緊急度の低い仕事まで手が回っていなかった。
導入後

効果
- 優先度が高くない業務にも対応できる体制を構築
- フリーランス人事が自発的に動いて業務がスムーズに進行
- 経験豊富なフリーランス人事ならではの知見が加わり、採用チーム全体が活性化
お話を伺った企業
株式会社HRBrain:https://www.hrbrain.jp/
HRBrainは、「Power to the People 〜企業はますます人なり〜」をミッションに掲げ、組織人事のDXを支援するタレントマネジメントシステムを提供している企業です。
主力製品である「HRBrain」は、人事評価・目標管理・1on1・人材データベースなど、人材マネジメントに必要な機能を一元化し、組織の生産性と透明性の向上を実現します。
中小企業から大手企業まで幅広い導入実績があり、人事領域の業務効率化やデータ活用を通じて、持続的な組織成長を支援しています。

お話を伺った方
■石井 沙樹 氏 / 株式会社HRBrain
新卒でリクルートスタッフィングに入社し、渋谷エリアで新規開拓から大手顧客担当まで幅広く経験。その後、2023年7月にHRBrainへ転職し、未経験からビジネス職中途採用を担当。
事業拡大に伴い採用活動の強化が急務に
——HRBrain様の事業内容や石井様のご経歴について紹介をお願いします。
——現在、HRBrain様は急成長中と伺っていますが、採用活動の課題はありましたか?
当社が事業と売上の拡大を目指すにあたり、人員の確保が急務となっていました。採用をスピーディに進めていくための採用チームの体制が整っておらず、質の高い採用活動を実現するためのリソースが不足していました。そこで、即戦力として活躍できる経験豊富なフリーランスの方々にご協力いただくことにしたんです。
希望通りの人材を紹介してくれるからHRBIZを選び続ける
——フリーランス人材の活用について、抵抗感はありませんでしたか?
抵抗はありませんでした。当社では、以前からマーケティングチームなど、他部署でフリーランスの方々に業務委託という形で入っていただいていました。そのため社内全体としてフリーランス人材の活用に抵抗は少なかったです。
むしろ、他部署での成功事例を見ていたので、採用チームでもスムーズにフリーランス人材を受け入れることができました。「業務委託だから」と区別することもなく、チームの一員として自然に受け入れられています。
——フリーランス人事の方に業務を依頼する際、どんなことを求めていたのでしょうか?
条件としては2点ありました。「即戦力として活躍できること」と「当社のカルチャーに馴染んでいただけること」です。当社は平均年齢が32歳と比較的若い組織なので、この雰囲気に馴染める方を求めていました。
HRBIZはまさに希望通りの人材を紹介してくれました。当社では現在、HRBIZの紹介で6名が働いており、採用チームには3名が在籍しています。
——リピートでご利用いただきありがとうございます。様々なエージェントの中からHRBIZを選び続ける理由は何でしょうか?
以前からの実績と信頼が大きいですね。藤村さんとは以前からご縁があるため、当社のカルチャーやニーズを深く理解していただいていると感じています。実際に最適な人材をスムーズに紹介してもらえるんです。
他のエージェントにお願いすると、どうしても当社のカルチャーや仕事の進め方などをゼロから説明しなければなりません。その点、HRBIZはすでに当社のことをよく知っているので、すぐに人材紹介に取りかかってもらえるのは大きな魅力です。
フリーランスの参画で業務の停滞を解消し、生産性アップ

——フリーランス人事の方は普段、どんな業務を担当していますか?
正社員と二人三脚で、多岐にわたる業務をご担当いただいています。例えば、新卒採用と中途採用の面接、採用フローの構築、応募者との連絡や日程調整をはじめ、様々な事務作業もお願いしています。
また、社会人の先輩として、人事部の若手社員をフォローしてもらう場面も多いですね。
——フリーランスの方々には、どのような形で業務を委譲しているのでしょうか?
業務の目的と期待する成果を明確に共有した上で、フリーランスの方々にも責任と権限を委譲しています。社員とフリーランスの線引きをせず、本人の意思を尊重してお任せしていますね。
最終決定は社員が行いますが、それまでは一緒に考え、積極的に意見を出してもらっています。責任範囲は契約時と定期的なミーティングで明確にし、いつでも相談できる環境を整えています。
——フリーランスの方々の仕事ぶりも聞かせてください。
皆さん、本当に主体性があってプロ意識が高いなと感じています。こちらから細かく指示を出さなくても、自ら考えて動いてくれるんですよね。例えば、施策を決めるときなども、昨年度のデータを洗い出してくれたり、どう進めるべきか案を出してくれたり。
経験に基づいた知見も豊富なので、「前の会社ではこうやってましたよ」といったアドバイスをくれることもあって、私たちも勉強になっています。
——実際にフリーランス人事がジョインしたことで、どんな効果がありましたか?
まず、物理的にリソースが増えたことで、対応できる面談の量がシンプルに2-3倍になりましたね。
また、人手不足だと緊急度の低い業務までなかなか手が回っておりませんでした。そういった仕事もフリーランス人事の方に対応していただき、非常に助かっています。
フリーランスとのシナジーで採用チームが活性化!
——HRBIZのフリーランス人事に対する印象をお聞かせください。
皆さん、積極的にコミュニケーションを取ってくれます。これまでの経験を活かしつつ、積極的に意見を出してくれるので、非常にありがたいですね。
また、我々からの抽象的な指示も正確に汲み取って動いていただき、成果を上げてくれています。
——フリーランスが加わると環境も変化すると思いますが、人事部としての変化はあったのでしょうか。
採用チーム全体の活性化に繋がり、とても良い変化がありました。正社員だけでミーティングをすると、どうしても視野が狭くなってしまいます。しかし、フリーランスの方々に参画してもらうことで新しい知見が加わり、採用チーム全体の視野が広がりました。
——フリーランスの方々とチームを形成するにあたり、意識していることはありますか?
正社員とフリーランスの壁をあまり作らず、「チームの一員」として迎え入れることです。ジョインしてすぐにニックネームで呼び合ったり、正社員とフリーランスのみんなで食事に行くことも少なくありません。
また、定期的に1on1ミーティングを行って不安や疑問があればその都度解決しています。
さらなる事業成長に向けて今後もHRBIZを活用
——HRBIZの利用を検討している企業様に向け、利用して良かった点を教えてください。
当社では人事部のリソース不足で悩んでいたところ、希望にマッチする人材を迅速に紹介していただいたのでとても助かりました。フリーランス人事の方々は当社のカルチャーにも馴染んでおり、良い関係性を築きながら仕事ができています。
また、当社がお任せさせていただいている業務が採用関連ということで、顧客の個人情報を多く扱っており、情報漏洩などのリスクは常に懸念しています。その点、HRBIZさんはセキュリティ対策も万全で、安心して個人情報をお任せできました。個人情報保護の重要性を理解しているからこそ、信頼して任せられると感じています。
——ありがとうございます。最後に、HRBrain様の今後の展望についてお聞かせください。
今後も事業拡大に向け、引き続き採用活動に力を入れています。現在は母集団形成に課題を感じているため、そこを強化していきたいです。
HRBIZにも引き続き人材を紹介していただこうと考えています。当社の代表取締役も「HRBIZの人材に期待している」と話しているほど、社内でも注目度の高いサービスです。ぜひ今後もよろしくお願いします。
——フリーランス人事を含めて良いチームを形成されていることが印象的でした。インタビューへのご協力、ありがとうございました!
写真・文・編集:事例のプロ
リンク先: https://jireinopro.sui-sei.tokyo/
株式会社HRBrainは2016年に創業し、タレントマネジメントとHRテック領域のサービスを提供しています。社員の平均年齢は32歳ほどで、社員同士がとてもフラットな関係性で活気ある会社です。社員数は約270名、業務委託でご参画いただいている方を含めると約300名ほどです。
私は人事部採用チームに所属し、今年4月からマネージャーに就任しました。現在はビジネス職からエンジニア職種、中途採用から新卒採用と幅広く担当しています。